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2016.07.15
親知らずが痛い
今年の梅雨は,晴れている日の方が多いような気がします.
急に暑くなるので,熱中症など,体調に気をつけてください.
体が弱ってくるとうずき出すのが親知らずです.
親知らずが痛む原因
親知らずは,奥歯の後ろに無理無理生えてくるので,中途半端な生え方をしたり,上手く生えたとしても磨き残しなど汚れがたまりやすい歯です.
この汚れが症状の原因になります.
①智歯周囲炎(ちししゅういえん):親知らずの周りの汚れが歯ぐきに感染して起こります.口が開かない程腫れたり,熱が出るなど,全身に影響がでるまで腫れる事があります.早めの治療が肝要です.
②虫歯:親知らずの歯なので,虫歯になります.歯ぐきに潜っていたりするので,穴が開いているのがわからないこともあります.親知らずのせいで,手前の奥歯に大きな虫歯ができていることもあります.
③咬傷・口内炎:親知らずは変な方向に生えてくるので,親知らずが歯ぐきや頬を傷つけてしまう事があります.傷が口内炎に移行すると頭痛がするくらい痛くなることもあります.
親知らずで痛くならないようにするには
親知らずのトラブルを出さないためにはとにかくお口の中を清潔に保つ事です.
ご自身の歯磨きもとても大切です.しかしながら歯磨きではとれないような汚れもあるので,歯科医院で定期的な歯の掃除も大切です.
親知らずの治療法
①抜いてしまう:親知らずは殆どの場合,残しておいても役に立たないので,抜いてしまうことが根本的な解決となります.
注意して歯磨きをしたり,定期的に歯の掃除をしていても腫れてしまう場合は特に抜くことを検討していただくようおすすめしています.
②虫歯の治療:正常に生えている親知らずなどの場合は,虫歯を治療して抜かずにおくこともできます.
③とがっているところを丸めておく:親知らずが頬や歯ぐきを傷つけている場合は,親知らずのとがっている部分を丸めると楽になります.但し,姑息的な方法なので,症状を繰り返す場合は抜くことを検討していただくこともあります.
親知らずの状態によってはすぐに抜歯をしなくてもよいケースもあります.ご希望などをお気軽にお伝え下さい.
親知らずに症状がある場合は早めの受診をお勧めしています.特に腫れている場合は,症状が重症化して病院に入院・・・なんてケースもあります.早めに対応をすればすぐに良くなるので,ためらわずに受診をしてください.
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高橋デンタルクリニック